2024ちらし掲載内容の文字情報
2024チラシ掲載内容の文字情報
AYA Kondo Piano Recital Vol.14
近藤 文ピアノリサイタル
Souvenire スヴニール
◆ごあいさつ◆
“Souvenir(スヴニール)”とは、想い出、記憶、回想などの意味を持つフランス語です。
想い出は、ふだんは心の奥に仕舞われていますが、ふとしたきっかけで立ち現われ、あたたかさ、なつかしさ、やさしさで私たちを包んでくれます。後悔、悲しみ、苦味を伴うこともありますが、それらも含めて、私たちに力や勇気を与え、支えにもなってくれます。
今回取り上げた作品の中では、作曲家自身の想い出について直接的に語られたり描写されたりはしていません。けれども、ショパンにとっての“故郷での想い出”(ショパンは二十歳で故国ポーランドを離れた後、二度と帰ることができませんでした)や、ラヴェルにとっての“子ども時代の想い出”(ラヴェルは子どものような無邪気さ純粋さを生涯持ち続けたと言われています)などを想像し、重ねてみることで、音楽に一層深いものを感じられるように思います。そして、どこかで私自身の想い出にも重なり、響き合っていることに気付かされます。
それぞれの作品を通して、聴いて下さる皆様お一人お一人の心の中に、作曲家たちの想い出の風景が広がり、ご自身の想い出と響き合うような時間を持っていただければ、嬉しく思います。
◆プログラム◆
F.ショパン
ノクターン第9番 ロ長調 Op.32-1
ノクターン第15番 ヘ短調 Op.55-1
ノクターン第17番 ロ長調 Op.62-1
スケルツォ第4番 ホ長調 Op.54
M.ラヴェル
クープランの墓より
「プレリュード」「フォルラーヌ」「メヌエット」「リゴドン」
M.ラヴェル
マ・メール・ロワ(ピアノソロ版)
「眠り森の美女のパヴァーヌ」「おやゆび小僧」「パゴダの女王レドロネット」「美女と野獣の対話」「妖精の園」
◆高知公演◆
日時
2024年2月18日(日)開場 午後6時30分 開演 午後7時
※子どものためのミニコンサート 午後4時より
入場料(税込・全自由席)
一般 2,000円
学生(大学院生までの方) 1,000円
※子どものためのミニコンサート 1,000円(中学生まで無料)
会場
NPO法人こうち音の文化振興会「カフェサロン・カプリ
高知市比島町4-7-32
※介助犬を同伴される方は、ご連絡下さい。座席をご用意致します。
チケットのお申し込み・お問い合わせ
・「カフェサロン・カプリ
・近藤(阿部)
メール info@aya-concert.com
ホームページ https://www.aya-concert.com/
◆大阪公演◆
日時
2024年3月3日(日)開場 午後1時30分 開演 午後2時
ザ・フェニックスホール
一般 前売3,000円 当日3,500円
学生(大学院生までの方) 前売1,000円 当日1,500円
※小学生からご入場いただけます。
会場
あいおいニッセイ同和損保 ザ・フェニックスホール
(大阪市北区西天満4-15-10 梅田新道東南角)
※介助犬を同伴される方は、ご連絡下さい。座席をご用意致します。
チケットのお申し込み・お問い合わせ
・ザ・フェニックスホールチケットセンター
06-6363-7999(土日祝を除く平日10時〜17時)
・近藤(阿部)
メール info@aya-concert.com
ホームページ https://www.aya-concert.com/
後援
塚本学院校友会(大阪芸術大学・大阪芸術大学短期大学部・大阪美術専門学校)
◆近藤 文(こんどう あや)プロフィール◆
大阪府立住吉高等学校卒業。大阪芸術大学演奏学科ピアノ専攻卒業。ウィーン(オーストリア)夏期講習会、ナンシー(フランス)夏期国際音楽アカデミー等にて、ピアノ・室内楽・歌曲伴奏の研鑽を積む。朝日推薦演奏会、堺市新人音楽家演奏会、和歌山NTTコンサート、カワイフィルハーモニックコンサート、ジョイントリサイタル、和歌山室内管弦楽団ニューイヤーコンサート等に出演。1995年熊楠の里音楽コンクール1位。ピアノコンチェルト、室内楽、声楽・合唱伴奏等各種アンサンブル活動の他、教会や保育所など地域でのコンサートにも参加している。2002年(第1回)以降大阪で、2006年(第4回)からは高知でも、定期的にリサイタルを開催。野ア道子、中野寛淳、豊嶋和史、宮脇貴司、(故)山田康子の各氏に師事。住吉高校同窓会音楽家連盟会員。
以上。