ごあいさつ
近藤 文のウエブサイトをご覧いただきありがとうございます。
今、このサイトを読んでくださっている方は、どのような方でしょうか?
どこかで名前を聞いた、本人を見かけた、紹介された、チラシを見た、会ったことがある、演奏を聴いたことがある等々のきっかけから、興味を持ってくださった方が多いのではないかと思います。
どのような演奏をするピアニストなのか?を少しでも思い浮かべていただくことができるように、このサイトが自己紹介になれば幸いです。
また、曲目や作曲家についての情報を探していて偶然このサイトに行き当ったという方は、よろしければ「リサイタルの記録」のページを開いてみてください。
一晩の演奏会のプログラムの中で、曲と曲とがどのように関わり合っているかを想像していただくことも楽しいかもしれません。
私は、ピアノという楽器の持つ多様な可能性に魅かれ、とりわけ、その多彩な音色を探り、演奏の場の空間も楽器の延長のようにとらえた響きを求め、表現に活かす試みを続けています。
音楽を通して、一回限りの時間と音に満たされた空間を、お客様と共有し共感できた時、演奏者として大きな喜びを感じます。
そして、音はその一瞬一瞬で消えても、その音楽の記憶が心のどこかに残り、いつの日かふと思い出され、あたたかな気持ちにしてくれる、そのような演奏を志しています。
また、演奏会場に出かけなくても様々な方法で手軽に音楽を聞ける現代社会にあって、それでもわざわざ会場に出向いてくださるお客様に、よい時間を過ごしていただけるような演奏会の実現を目指しています。
是非、いつかどこかの演奏会でお目にかかれますように!